職人が解説するモデル別アディダス修理案内

アディダスの各モデル別にスニーカー修理についてまとめてみました。こちらのページを見ればアディダス定番スニーカー修理全体の80%以上の情報を得ることができます。

定番のスタンスミス
永遠の定番スニーカーと言っても良いスタンスミス。ショップコラボなどいろいろなタイプがあります。

アディダススニーカーのトラブルで困ってしまったらまずはこちらのまとめページを参照してください。スニーカー修理経験5年以上のベテラン修理職人が詳しく解説していきます。

またアディダススニーカーのクリーニングについてはこちらから!

アディダスのスニーカークリーニングでお困りなら、まずはこちらのページから。ブランドスニーカーの修理経験豊富な修理職人がアディダスのスニーカーのクリーニングについて解説します。アディダス(adidas)は1949年にドイツ・バイエルン州で創業したスポーツ用品メーカーです。アディダスといえばスリーストライプですがこれは1951年 - フィンランドのスポーツブランドKARHUよりの登録商標の権利譲渡を受けたものでした。スポーツ用品からシューズ、スポーツウェア、ファッションアイテムなど幅広いジャンルで製造から販売まで手掛...

注意点:

  1. 参考修理料金は当サイトの価格です。
  2. 参考納期に関しては修理内容、時期にによって大きく前後することがあります。

アディダスのメーカーや購入店での修理について

購入したアディダスのスニーカーが壊れてしまった場合にまず検討に挙がるのがメーカーでの公式修理です。残念なことに2024年4月時点ではアディダス公式にてスニーカーの修理は受け付けていません。

スニーカーを修理する際にはスニーカー修理専門店などに依頼するのが一般的です。

あいにく弊社では修理を行なっておりません。本オンラインショップならびに店舗でお求めいただいた商品は、あいにく弊社では修理を行なっておりません。シューズのソール張り替えや衣類の縫製修理(パンツの裾上げ)

それではアディダスはどういった修理が可能なのかについて見ていきましょう。

一番売れたスニーカー スタンスミス Stan Smith

スタンスミス人気はある一定の周期で繰り返すようです。電車でも一番良く見かけるアディダスのスニーカーと言っても過言ではないのでしょうか?

そんなスタンスミスですが、流通量が半端ないので修理のご依頼も多いです。スタンスミス自体はパーツ数が少ない比較的故障しずらいスニーカーとなっています。それでも長く愛用していてソールなどがすり減ってしまった場合には、まずは修理を検討してみてください。

ソールのかかとが削れてしまった場合

スタンスミスのかかと削れかかと修理アフター

まずはスニーカーで定番のかかと補修です。スタンスミスのソールはカップソールとなっています。かかとのみが外れる仕様ではないので、斜めに減ったソールかかと部分をななめに補修します。

スタンスミスのソールはホワイトもしくはベージュっぽいホワイトになっています。どちらのタイプもかかとを斜めに補修する際には近い色にて補修可能です。かかと斜め補修のカラバリは全10色から選択できます。

  • かかと斜め補修 3300~4400円

下記動画内ではパトリックのスニーカーを使用していますが、基本的にかかとの斜め修理はこのような形で修理しています。

新品購入時のソール補強も可能

ほぼ新品のソール部
ショップコラボ商品などのスタンスミスを長く愛用したい場合はリソールにてソールを全体的に補強します。写真の様に新品購入時にメンテするのがベスト。

アディダスショップで購入したスタンスミスなど、お気に入りで長く履きたいといった方は購入時にソールを補強することができます。

リソールアフター
リソールにてソール補強をしました。オリジナルのソールの上から補強するので、スニーカーの寿命が劇的に伸びます。
リソールアフターをサイドから
リソールのアフターをサイドから見たものです。写真のように修理後も見た目はほとんど変わりません。

購入時にリソール(ソール全体の補強)をすることで、スタンスミスをより長く愛用
することが可能です。やはりソールは消耗品ですので、長く履きたい方はこちらのメンテナンスをおすすめします。

  • リソール 8800~9900円

ソールサイドのステッチはほつれることもある

スタンスミスのソールはカップソールになっています。このソールはカップ状になっていてアッパーとソールのサイド部分で縫い付けられています。

スタンスミスのサイドステッチは少々変わっていて先端部から土踏まずに向けて、ソールの前半分のみのステッチになっています。このステッチ部分が切れてしまった場合もリステッチにて対応可能です。

  • リステッチ(サイドゴム部) 4400円~

林道といえばカントリー Country

当初はクロスカントリー向けに開発されたカントリー。街中で見かけることも多いです。カントリーに関しては実は修理が比較的しやすく、大抵の場合復元が可能です。やはりデッドストックのものの修理依頼がとても多くなっています。

カントリーはソールの接着

カントリーのアウトソール(一番下のゴムの部分)は剥がれにくくなっていますがミッドソール部分は剥がれることが多々あります。

そういった場合にはミッドソール部分を一度全部剥がしてから、再度接着します。スニーカー専用の接着剤にて修理するのでしっかりと修理可能です。

  • ソール再接着 3300円~

オススメのアウトソール交換

アウトソールの交換はあまりデザインを変更することなくできるのでおすすめです。カントリーの場合はオリジナルのソールをある程度残して、新しいものを取り付けます。色に関してもオリジナルのソール色に近いものにて交換可能です。

  • アウトソール交換 8800~9900円

履き口の部分が劣化してきたら

履き口の張替えはカントリーでオススメしたい修理の一つです。合皮の履き口部は長く履いていると
劣化して亀裂が入ったリ、破れたりしてきます。そういった際には履き口一帯をレザーにて張り替える修理が可能です。本革での修理なので、劣化することがありません。

  • 履き口の張り替え 7700円~

トゥーキャップスニーカー スーパースター Super Star

スーパースターは特殊な修理が多く対応してくれない修理店も多くなっています。当サイトで多い修理は下記となっています。

トゥーキャップ移植なども対応可能

古いタイプのスーパースターはトゥーキャップが劣化して割れてしまうことがあります。少々特殊な修理にはなりますが、トゥーキャップの移植での修理が可能です。リユース品での移植になるのでサイズによっては部品を用意できないこともあります。詳細についてはメールにてお問い合わせください。

  • トゥーキャップ移植 11000円~

ソール全体の黄ばみが気になる場合

スーパースターのソールは通常ホワイトが多いです。このソール部分は経年劣化によって黄ばんで来ることがあります。この黄ばみはスニーカークリーニングではほとんど落ちません。そういった場合は
ソールのリカラーがオススメです。

  • ソールリカラー 3300円~8800円

ストリートで人気のキャンパス Campus

スウェードがいい味を出しているキャンパス。どういった修理が多いのでしょうか?

スウェードのメンテナンス

まずはスウェードのメンテナンスです。スウェードは色落ちをすることああり色補修には注意が必要です。

黒や茶色に関しては染色が可能です。それ以外の色に関しては染色が困難なものが多いので、色戻ししてスウェードの色を復元する修理となります。

  • スウェード染色 7700円~
  • スウェード色戻し 3300円~

ソールの剥がれ

デッドストックのキャンパスについてはソールの剥離も多くなっています。キャンパスのソールは劣化しづらい仕様になっているので、基本的に再接着での修理ができます。

  • ソール再接着 3300~6600円

アディダスのロゴ剥がれ

スニーカーサイド部分のアディダス3本線のロゴが剥がれてしまうことが稀にあります。合皮にて作られているものは長期間使用していることで、ロゴが劣化して剥がれることがあります。

そういった場合にはロゴを劣化しづらいレザーにて張替えが可能です。

最近のアディダス修理事例

アディダス ブレスト

アディダス ブレスト
アディダス ブレストのソール交換。

ビブラムにて靴底張替え

アディダス サッカースパイク
劣化してしまったサッカースパイクを街履きにソールカスタム。靴底をすべて剥がして修理します。

アディダス ブレストサッカースパイクを修理カスタムしています。タイプにもよりますがアディダスのゴルフシューズやラグビースパイクについてのソールカスタムも可能です。

上記以外の修理に関してももちろん対応可能です。随時ご相談ください。郵送もしくは来店での修理を承っています。来店での修理をご希望の場合には来店案内のページを参照してみてください。

当サイトでは全ての修理に無料の再修理保証をつけています。修理後3ヶ月以内の不具合に関してはすべて無料にて再修理致します。安心してご依頼ください。