スニーカーを長く愛用するために自宅で出来るお手入れにはどういったものがあるのでしょうか?
こちらのページでは年間スニーカー修理&メンテナンス実績2000足以上のスニーカーアトランダム職人が、自宅で出来るスニーカーの手入れについてカテゴリーごとに詳しく解説していきます。
スニーカーの寿命を延ばすローテーション
愛用しているスニーカーは毎日同じものを履いていますか?
スニーカーも人間と同様休日が必要です。1週間の中で2足以上をローテーションして履くと、スニーカー単体の寿命が伸びるのでおすすめです。
スニーカーマニアの方には履かずに観賞用として手元においておくコレクターも多いかもしれませんね。そういった場合には下記にて説明する保管方法を試してみてもらえるといいかもしれません。
雨の日のスニーカーお手入れ
雨が降りそうな朝にはスニーカーのお手入れが必須です。事前に簡単なお手入れをしておくだけで汚れ防止やアッパーの状態保全をすることが出来るのでおすすめです。
それではどういったメンテナンスをする必要があるのでしょうか?すでに実践している人も多いかもしれませんが、定期的な防水スプレーが簡単なお手入れとしてとても効果的です。
「防水スプレーって雨の日だけにすればいいのでは?」
と思われている方も多いのではないでしょうか?実は最近の防水スプレーはとても高性能で塗布することで防塵・防汚の効果も同時に得ることが出来るすぐれものです。
頻度としては通常時は2週間に1回程度、雨が多い時期には1週間に1回程度を目安に塗布してください。
また塗布する際には密度を高く塗布するのがコツです。表面がしっかりと濡れる程度スプレーしましょう。
おすすめの防水スプレーは当サイトでも使用しているリシューブネイターかコロニル社製がおすすめです。
加水分解を避ける保管方法
ウレタンや合皮が使用されているスニーカーにとって加水分解が一番の大敵です。ボロボロっと崩れてしまったスニーカーを泣く泣く諦めた経験をもっている方も多いのではないでしょうか。
そうならないためにどういった対策ができるのでしょうか?
比較的履く人におすすめの保管方法
「毎日は履かないけれども、月に1回程度は履くよ」といった人向けの保管方法です。加水分解は空気中の水分がソールのウレタンやアッパーの合皮と化学反応を起こすことによって進行します。
ですので加水分解する素材においては、その進行を完全にゼロにすることは出来ません。しかし加水分解の進行を遅くする方法はいくつかあります。
まず保管ですが湿気に気をつけてください。夏場は加水分解が進行しやすい時期なので特に注意しましょう。
また空気の循環がない場所での長期保存は避けてください。靴箱やシューズボックスにて保管する場合は1週間に1回は履いてあげるのがベターです。
それでも加水分解を起こしてしまったスニーカーは修理依頼を検討するのが無難です。
コレクターの方の保管方法
観賞用などであまり履くことがないスニーカーは保管に関してもシビアにする必要があります。
基本室内での保管になると思うので、保管の際には真空密閉のパックなどを使用するといいでしょう。
真空密閉の場合、湿度が含まれる空気にさらされることが少なくなるので加水分解防止に効果的です。
どういったクリーナーを使ったらいいのか?
「汚れが付着してしまった!」といったトラブルは結構日常的にありますね。そういった場合、毎回専門店にスニーカークリーニングに出しているとコスト的・時間的に結構無駄が出ていまいます。
そういった時におすすめなのが下記にて紹介する2通りのお手入れ方法です。どちらも自宅にてできる簡易クリーニングなのでなれてしまえば、それほど手間になりません。
リシューブネイターのシューワイプス
雨の日ってドロなどの汚れが付着しやすいですよね。自宅に帰ってきた時に簡単にかつしっかりと汚れを落とせる方法があります。
それがシューワイプスです。スニーカー用のウエットティッシュと考えてもらえれば話しが早いかもしれません。
特に普段から防水スプレーを使用している方などにおすすめのクリーナーです。
当店舗とサイトでも取扱があるので、ご利用の際にはお問い合わせください。
リシューブネイターはその他にもスニーカーメンテナンス用品をたくさんラインナップしています。詳しくは下記記事にて。
クリーナーならリシューブネイターもしくはジェイソンマーク
靴やスニーカー用のクリーナーって実に沢山の種類が発売されています。けれども実際にどれが一番使いやすくて汚れが落ちるのかは使用してみないとわからない場合が多いのではないでしょうか?
当サイトで実際に使用しておすすめするのはリシューブネイターとジェイソンマークのクリーナーです。この2つのブランドはスニーカー専用のクリーナーを開発しているので、洗浄力が他のメーカーと比べて高くなっています。
また両方共アメリカのブランドですが、環境にも優しいクリーナーなのも良いところです。
もちろん当サイトでも取り扱っていますのでお気軽のご利用ください。
スニーカー修理専門店にお任せしたいお手入れ
自宅にてお手入れ可能なスニーカートラブルも意外と多いですが、特殊なものについては専門店を利用してください。
実際にどういったお手入れは専門店に依頼したほうがいいのか、下記にまとめて見ましたので参考にしてみてください。
しっかりとクリーニングするなら専門店
長らくクリーニングしていないスニーカーやしみになってしまったスニーカーなどは専門店がおすすめです。
汚れやシミが沈殿してしまった場合には自宅での除去が困難なためです。
またルブタン、アトランティックスターズ、ジミーチュウなどのハイブランド系のレザースニーカーも自宅でのクリーニングはおすすめしていません。やはりハイブランドのスニーカーはローリスクな専門店に依頼するのが無難です。
フィリップモデルなどのレザーとナイロンのコンビ素材も気をつけてください。イタリアのスニーカーはレザーが色移りすることがあるので、専門店にクリーニングを依頼しましょう。
- 一般スニーカークリーニング 2750円~~
- レザースニーカークリーニング 2750円~
専門店のスニーカークリーニングについてより詳しい情報は下記の記事を参照してみてください。
アッパー&ソール染色も依頼可能
アッパーやソールの色落ちは染色にて復元修理が可能です。自宅での染色はやはりかなり困難な場合が多いので、経験が豊富な職人に依頼してください。
ソール染色はラバーソールの黄ばみにも有効です。
アッパーの擦れや色の退色は意外と気になるものです。そういった場合にも染色にて。
- ソール染色 4000円~
- アッパー染色 5000円~
スニーカー修理全般|オールソールからかかと補修まで
スニーカーの本格的な修理には色々なメニューがあります。かかとの擦れを修理する「かかと斜め補修」から加水分解したソールを張り替える「オールソール」まで対応可能です。
「これは修理できないだろう」と思っているものも意外と修理可能な場合が多いです。諦めずにまずは無料のメール見積もりを利用してみましょう。
また職人に直接依頼したい場合には来店での修理がおすすめです。相談のみももちろん可能なので気軽に相談してみてください。
当サイトでは全ての修理に無料の再修理保証をつけています。修理後3ヶ月以内の不具合に関してはすべて無料にて再修理致します。安心してご依頼ください。