ニューバランスの修理でおこまりならこちらのページを参照ください。修理経験豊富な職人がニューバランスの修理について詳しく解説していきます。
スニーカーを修理するというと驚かれる方も多いですが、靴同様スニーカーもいろいろな修理やメンテナンスが可能です。当サイトではニューバランスの修理実績が年間400件以上あります。どういった修理が可能なのかは下記を参照してみてください。
愛用しているニューバランススニーカーを壊れたからといって捨ててしまうのはもったいないことです。一度修理することを検討してみましょう。
ニューバランスはどういった修理が可能なの?
それでは修理のタイプ別にどういった修理が可能なのかまたどのくらいの修理料金がかかるのかなどについて解説していきます。
実際ニューバランスはほかのスニーカーなどに比べて修理がしやすいようにできています。一部の修理を除いてオリジナルに近い仕上がりになるので修理して長く履かれることを特にお勧めしています。
ニューバランスはメーカーに修理を出すのがいいのか?
「ニューバランスはメーカーに修理を出したほうがいいの?それとも専門店がいいの?」
といった質問をよくいただきます。実はニューバランスの型番によってメーカー修理が出来るものとできないものがあります。その点をまず抑えてからメーカー修理と専門店での修理を比較するのがいいでしょう。
◯メーカー修理のメリットとデメリット
- オリジナルソールにて交換修理出来る
- やや納期が長い(1.5ヶ月目安)
- オールソール料金が安い(8,000円~+税金)
- 特殊な修理は対応不可
- クリーニングは取り扱いなし
◯スニーカー修理専門店のメリットとデメリット
- カスタム修理となる
- オリジナルのソールでは修理不可
- 特殊な修理(メーカーに断られたもの)にも対応可能
- かかとのみの補修が出来る
- スニーカークリーニングに対応
オリジナルのソールにて交換修理したいといった場合には必ずメーカーに修理を依頼しましょう。注意点はニューバランスの上位モデルのみ修理対応している点です。それ以外のモデルは修理を受け付けていないので注意しましょう。また別注モデルなども修理対応していないケースが多いです。
ニューバランスの靴底関連の修理について
まずはスニーカー修理の中で一番ポピュラーなソール(靴底)関連の修理案内です。
ソール再接着
靴底が剥がれてしまった場合はこのソール再接着での修理になります。
ニューバランスのスニーカーはナイキやティンバーランドに比べてソールははがれにくくなっていますが、長く使用しているとはがれることも多々あります。
ソール再接着にて修理に出す際の注意点は2点あります。
一般の修理店に接着を依頼するとすぐにはがれてしまうことが多いので注意してください。ニューバランスのミッドソールはウレタン系の素材を使用しています。ウレタン系のソールは接着が悪く特殊な溶剤等で下地を作らないと、すぐにはがれてしまいます。
またミッドソール(靴底の真ん中部分)が劣化していないかも、重要なチェックポイントです。ソールが劣化している場合は接着してもほとんど無意味です。その場合は下記で説明するミッドソール張り替えでの修理になります。
- ソール再接着 4400~5500円
※繁忙期の納期は長くなってしまいますのでご了承ください。
スニーカーの接着についてより詳しく知りたい場合には下記のコラムを参照してみてください。
かかと部分補修
ニューバランスのソールは強化ゴムを使用しているためなかなかすり減ることがありませんが、長く使用しているかたはかかとが斜めにすり減ってくる可能性があります。そういった場合はかかとの斜め補修が可能です。かかとのみの補修なので修理料金も比較的安く済みます。
- かかと斜め補修 3300~4400円
ソール全体が劣化した場合はオールソール
ニューバランスのメーカー修理で対応しない1600番などの特殊なソールにも対応しています。オリジナルからデザインはどうしても変更になりますが愛用のニューバランスがまた履けるようになります。
ニューバランスのオールソールには主に3種類あります。
- ソール一番下のアウトソールのみ交換する場合
- ミッドソール、アウトソールともに交換する場合
- ウレタンのミッドソールのみの張替
上記の996の写真がフルオールソールでミッドソール、アウトソールの交換修理です。メーカーで断られたニューバランスも修理可能です。また下記の写真がアウトソールのみの交換です。ソールの色は通常白もしくは黒となります。
・ビブラムソールの新規取扱い
従来のスニーカーのオールソールは複雑なデザインの対応ができませんでしたが、こちらのソールを使用すれば既製品かのように修理が可能となります。
歩行時のローリング補助機能も付いており履き心地も良くなります。
料金:13200 ~ 16500円(税抜)
ニューバランスなどに使用するビブラムソールはアトランダム通販サイトでも取り扱っています。
ソールのウレタン部分のみが劣化した場合
上記ソール再接着にて説明したようにニューバランスのソールは実にしっかりと接着されています。しかしソールが下記の写真のようにはがれてしまい修理ご依頼を依頼される方が多いです。
こういった場合はミッドソールのみの交換が可能です。ミッドソールのみの交換ならオリジナルソールのイメージをほとんど変えずに修理ができます。
ニューバランスのソールはほとんどのものが3種類の素材を使用しています。
- ウレタン素材
- EVA
- 強化ゴム
このうち加水分解を起こしやすいのがウレタン素材です。
- ミッドソール張替 9900円~
*一部特殊なものを除く
・プラスチックパーツ交換 :プラス2200〜2750円
ニューバランスのアッパー関連のメンテナンスや修理
ニューバランスの修理の中でもあまり知られていないアッパー関連の修理案内です。他店で断られた修理についても一度ご相談ください。
履き口張り替え
次に案内するのが履き口張替です。ニューバランスのアッパーはやや甲高になっていて、履き口部分も高いのが特徴です。かかと部分に足がよく当たりやすく履き口部分が破れることが多々あります。
当サイトではレザーでの張替えとなります。色に関しても黒、白、茶の3色からお選びいただけます。特殊な色に関しても対応は可能ですがオプションでの修理となりますので追加料金が別途かかります。
(レザー代金2000円前後)
- 履き口張り替え(本革) 9000円~
- 履き口張替え(メッシュ) 9000円~
修理例:New Balance 900v3 履き口張替え レザーにて
履き口&リフレクター張替え
写真のような状態になってしまったら履き口とリフレクターの張替えにて修理することが可能です。ニューバランスメーカーでは対応できないリフレクター劣化も当サイトなら修理可能です。
ニューバランスのロゴは入らないので注意しましょう。
アッパーステッチのほつれ
- リステッチ 2650円~
スニーカークリーニング
ニューバランスのスニーカークリーニングについてのご案内です。ニューバランスのアッパーはスウェードなどの起毛素材とテキスタイル素材のコンピが多くなっています。
実は起毛素材とテキスタイル素材のコンピアッパーはスニーカー中でもメンテナンスが難しい部類に入ります。ですのでニューバランスに関してはご自宅でのクリーニングはおすすめできません。
愛用されているニューバランススニーカーを長く履きたい場合は専門店に依頼するのがおすすめです。
- スニーカークリーニング 2750円~
メッシュ部分が破れた場合
ニューバランスで以外と多いのがアッパーメッシュ部分の破れです。破れてしまうと靴下が露出してしまいみっともないことになってしまいます。早めに修理を依頼しましょいう。当サイトではステッチを入れて補修するミシン刺しでの修理をおすすめしています。
- メッシュ破れ補修 1ヶ所 4400~7700円
- ミシン刺し 5500~9900円
破れの大きさや場所によって金額は大きく変わってきます。
スエード染色補色
スエードの生地が薄くなってきた場合アンジェラスのスエードダイを使って染色することも可能です。
- スエード染色補色 4400円~
注意点としまして、濃い色合いをそれよりも薄い色にできないことと、染色できる色も限られてしまうことです。ニューバランスのスエード補色・染色の修理については下記も参照してみてください。
店頭でのニューバランス修理について
店頭にて修理についてしっかりと説明を受けたい場合は来店での修理をお勧めしています。スニーカーアトランダムではニューバランスの修理受付を店頭でも受付中です。修理サンプルもありますのでお気軽にご来店下さい。使用するソールのサンプルなどを実際に見ながらの修理説明が可能です。来店の際には東京、千葉、大阪の店舗までご来店ください。
そのほかニューバランスの特殊な修理についてのお問い合わせは無料のメール見積もりをご利用ください。
当サイトでは全ての修理に無料の再修理保証をつけています。修理後3ヶ月以内の不具合に関してはすべて無料にて再修理致します。安心してご依頼ください。